比治山の森を守り育てる会 ブログ
毎年、夏本番前には比治山の山肌で下草・笹刈りを行います。
今年はそれに加え、水路になっている溝に溜まった土を取り除く作業も行いました。
ここ数年、豪雨や台風などによる災害が続いています。
比治山は住宅地に密接しているため、被害を未然に防ぐための整備を定期的に行っています。
比治山では、雨が降った時に、雨水が通るための溝が各所にありますが、その多くは土で埋まっており、豪雨の際には水がせき止められ浸水状態のようになる場所もあります。
きちんと雨水の通り道を確保し、比治山や近隣住宅に被害が拡がらないよう、溝に溜まった土を取り除き、水路を確保しました。
また、今の時期は下草がどんどん伸びます。
下草や笹が生い茂り、鬱蒼とした山肌はポイ捨てゴミや不法投棄のゴミで溢れかえってしまいます。
きちんと整備され、見通しの良い山肌にはゴミも少なく、きれいに保たれます。
そのためにも、山肌の整備の継続は大切な作業です。
比治山の維持管理は南区が担っていますが、広い南区の緑地や公園を少ない担当者でこなしていくのは限界があります。
私達、森いく比治山はボランティアとして比治山の森林整備を数年前から行っています。
地域の子ども達や近隣住民の方々が安心して過ごせる場所になるよう、これからも整備活動を継続していきます。