乾燥している冬の時期は、森林整備のベストシーズンです。
今日は比治山で立ち枯れ樹木の伐採作業と、下草・笹刈りを行いました。
これまで、チェーンソーを使った伐採作業は、他団体のプロフェッショナルな方々にお願いしていましたが、今回は比較的細く短い木を自分達でチェーンソーを使って伐りました。
これまで、森林整備の研修やチェーンソーの使い方の講座などを受けて、今日が初めて現場での実践でした。
今日整備をしたエリアになぜか増殖しているシュロの木や、もう枯れてしまって傾いている木を伐りました。
しっかり声をかけ合って、歩行者や通行者の行き来を確認し、安全第一で作業を行いました。
伐採作業の後は、ずっと放置されていた下草・笹刈りも行いました。
今日の作業で、太陽の光が地面に当たる面積も少し増えました。
作業中にも沢山ゴミを見つけましたが、今日の作業をきっかけに、ゴミのポイ捨ても減っていくと思います。
街なかでプライスレスで豊かな自然に触れることができる比治山。
整備も一過性のものではなく、継続していくことが大切です。
また、整備作業をする時は生息している動植物の生態系を壊さないように、注意を払いながら行います。
もうすぐ桜の季節がやってきます。
1年で1番比治山に人がやって来る季節であり、1年で1番ポイ捨てゴミが増える季節です。
次の世代へ、安心安全で豊かな比治山の自然が引き継げるように、森林整備の活動を続けていきます。