小学生は冬休みに入りました。
1日中学童保育という小学生も多いかと思います。
今日は小学生と一緒に比治山で竹林整備から門松作りまでを行う「比治山門松プロジェクト」を行いました。
日本でも至る所で竹の増殖が問題になっています。
ここ比治山でも毎年竹が増え続けています。
竹は根を深く張らないので土砂崩れの原因になる場合があります。
比治山は住宅地に密接しているので被害を予防する為に、私達は定期的に竹林整備を行っています。
また、根を浅く広く張る竹で成長するはずだった植物たちが枯れたりするなど、生態系が脅かされつつあります。
比治山の環境保全の為にも、この竹林整備は大切な活動だと考えています。
そういった整備の中で切った竹を再利用して門松作りをしています。
竹の性質や環境問題について参加した小学生と学んだ後、実際に竹を切って門松を作っていきます。
高学年も低学年も一緒に活動するので、お互い良い刺激になり、チームワークやコミュニケーションを自然と学びます。
また、自然の中で体を動かすこと、森の中で五感をフルに使うことで個々の主体性が磨かれると考えています。
竹を切る作業一つとっても、コツだったり、協力し合ったり、声を掛け合ったりなど、様々な個性や学びを感じることができました。
最後の門松の飾り付け、みんな楽しそうに、嬉しそうに作業していたのが印象的でした。
こうして自然と触れる中で、自然を好きになり、自然を大切にしていく思いや、考え方、行動が広がっていくことを願っています。
この活動は瀬戸内オリーブ基金の助成を受けて行いました。
ありがとうございました。